子犬が来た初日は、あまり触り過ぎると子犬が疲れて弱ってしまい、死んでしまうこともあります。
この記事はこんな人向けです。
お客様に仲介販売をしていた体験をもとにお話しします。

- 子犬を迎えた初日はどうしたらいいか?
- ケージから出すのはどのくらいの時間なら大丈夫?
- 元気かどうか見分けるのはどうしたらいいか?
などをお伝えします。
子犬が到着した初日
子犬を育てるために必ず守ること
子犬は1日20時間以上眠ります。
子犬を迎えたら続けて10分以上抱っこしたり遊ばせないようにしましょう。
あまり触り過ぎると子犬が疲れて弱ってしまい、死んでしまうこともありま下痢や吐き戻しがあったときはすぐに獣医師に相談してください。
子犬の温度管理
子犬は寒さに弱いので必ず保温が必要です。
冬の温度管理
特に冬期は、室内が暖かくても直接体に触れる部分を暖めないといけません。
アンカやペットヒーターを必ず入れてください。
夏の温度管理
夏場はエアコンの入っている部屋に子犬を置かないように気をつけてください。
隣の部屋からかすかに流れてくるエアコンの温度(室温28~29℃)が最適です。
人間が少し暑いと感じる温度でもいつも寝ている子犬には十分です。
子犬との外出はしない
ワクチン接種が完全に終わるまでは他の犬や動物と接触したり、たくさんの動物がいる場所(ペットショップ等)に行くことは避けてください。
子犬が我が家に慣れるまでの10日間前後は、1番病気になりやすい時期でもあり、子犬の一生にとってとても大切な時期です。上記のことに注意して育ててください。
トイレのしつけ
子犬が家に来た初日からトイレは教えましょう。
新聞紙やシートに上手に出来るようになるには根気が要ります。
家族全員の協力をお願いします。うまくできた時にはうんと褒めて上げましょう。
怒ったり体罰は絶対にいけません。もし失敗してしまっても広い心で見てあげましょう。
子犬が慣れて2週間~2ヶ月
ワクチン接種
生後2~3ヶ月で混合ワクチン接種が必要です。
この混合ワクチンは狂犬病予防注射とは別のものです。
愛犬を伝染病から守る大切な予防注射です。(生まれた年には3回、その後1年に1回ずつ接種します。)
またこの時期に検便をして虫の検査をしましょう。(必要なら虫下しを投与)
お散歩について
散歩は3回目のワクチン接種が済んでから1週間後から開始しましょう。
ワクチン未接種での散歩は子犬が伝染病にかかる可能性があります。
毎日の健康管理
毎日の食欲、便通、元気度、体重をよく観察してください。また、目、耳、皮膚、抜け毛などにも注意してください。
まとめ:子犬が家にきたら
子犬は10分以上遊ばせないようにします。(子犬が来て2週間くらいは焦らずにゆっくり環境に慣れさせる)
子犬が家に来た初日からトイレは教えます。
子犬の体調は便でチェックします。(下痢の場合は病院へ)
3回のワクチンが終わって1週間過ぎた頃からお散歩OKです。(獣医さんにいつからお散歩OKか聞きましょう)